愛している人に、何をしてあげられるか、考えていました。そうしたら、天から降ってくるように、ひらめきがありました。

今日を、この一瞬を、愛と感謝と喜びと共に生きることです。前に、書きましたが、自分の波動を上げれば、世界の波動が上がります。結果、世界を幸せにします。その世界は、あなたの愛する人への、最高の贈り物になると、思いませんか？

目に見えて、すぐに何かを、受け取るわけではないけれど、本当に、あなたが、その人を愛していて、その人の幸せを願って、心の底からの愛だけで行う無償の行為は、伝わらないわけがない、と思うのです。

私は世界中のみんなを愛しているので、これは世界中のみんなへの贈り物です。(笑)

でも、相手は一人の人でもいい。あなたが一番愛している人のために、そうしてください。自分が幸せであることが、一番愛している人を幸せにする。

幸せの定義は、人それぞれなので、何を選択するかは、個人的なものです。ただ、物質的なものではない、ような気はします。

色とりどりのバラの花を見る時、大好きな歌を歌っている時、ジョークが通じ合って、大笑いしている時、美味しいものをいただいている時、誰かの笑顔に会った時、好きな服を着ている時、思うように仕事がはかどった時・・・私はとってもハッピーになって、ハートから愛があふれて、笑顔になっている自分に気づきます。

まるで、ピンク色のオーラに全身、包まれ、それが周りに流れていく様子が、感じ取れるほどです。こんな時に、私に会った人は「この人、めっちゃ、幸せそうだけど、何があったんだろう」、と感じているはずです。なんとなく、であっても。

そうするとその幸福感は、伝染します。感染力はインフルエンザ以上です！？

そうやって、幸せのおすそ分けを、みんながしていったら、きっと素敵な世界になることでしょう。一番愛している人を、自分の見えない力で、幸せにしてあげることができるんです。

私が幸せ。あなたも幸せ。みんなが幸せ。きっといつか、そんな世界がきます。これは、私だけの夢ではないから。たぶん、みんなの願いだから。願う人がたくさんいれば、それだけ、夢は叶いやすくなるのです。

最初は、小さな幸せを探してくださいね。青信号で行けた！だけでも、信号に感謝してくださいね。駐車スペースがすぐ見つかった時も。駐車場には、パーキングエンジェルという天使がいて、あなたが着くより先に場所を探してくれています。そんなラッキーに会ったら、「パーキングエンジェル、ありがとう」と言ってください。そうすると、その天使はうれしくて、また、あなたのために、腕をふるいます。

地球に虹色のリボンがかけられて、愛のいっぱい詰まった贈り物ができあがりました。

私の意識が、全く新しいものに目覚めていってから、ちょうど、四年ほどたちました。生まれる前に、目覚める時を、きちんと計画してきていたことが、今はわかります。きっかけは、『シルバーバーチの霊訓』を読んだこと。そして、その本を知ることとなった、伊藤幸男さんの書かれた『人生を変える生きがいの法則』にめぐり会ったことでした。

伊藤さんは、若い時に、交通事故で、ある日、突然、お姉さんを失いました。その日から、人生は一変します。当然のことながら、「人生とは」、「生きることの意味とは」を、考えざるを得ない日々がはじまりました。想像するだけでも、苦悶する日々であったことでしょう。

私は、いつか、落ち着いたら、伊藤さんにお手紙を差し上げよう、とずっと考えてきました。落ち着いたら、というのは、これらの本を読んでからの、私の人生も、嵐に巻き込まれたように、過酷なものとなったからです。息つく暇もないくらい、苦しい日々でした。抜け出せる日が来るかもわからない、先の見えない暗闇の中で、それでも、すべてのことには意味がある、と信じ続けた日々でした。

今、海は凪となりました。穏やかに航海できる喜びに、毎日、涙があふれます。

私が伊藤さんにお伝えしたかったこと、それは、すべての人と分かち合うことのできるものだと思います。だから、この文章が伊藤さんに届くかどうか、わかりませんが、今日、ここで、すべての人へのメッセージとして、書こうと思います。

伊藤さんのお姉さんの死は、悲しいことです。特に、愛している人を奪われた、お母さまや、伊藤さんにとっては、この上ない、非情なことでした。でも、お姉さんの死が無ければ、伊藤さんは、人生について、そこまで深く考えることは無かったでしょう。この本が生まれることもなかったでしょう。

私は、伊藤さんのお姉さんを、もちろん存じ上げません。なのに、いつも、私に語りかけてくれているようでした。

「死は決して無駄ではない」

現世的に見れば、何のつながりもない、私の中で、伊藤さんのお姉さんは、ちゃんと生きているのです。お姉さんが生きていて、死を迎えたという事実が、存在するからこそ、今の私も存在するのです。

苦しいことは、ないほうが、楽だとは思います。私もこの人生をもう一回、やるように言われたら、それだけは辞退したいと思います。でも、あったから、今の自分になれたことを、心から感謝しています。

前には、「人はみんな、つながっている」とか、「すべてはワンネス(ひとつ)である」とか、「すべての人は、神の子である」という言葉を聞いても、今ひとつ実感がわきませんでした。

この四年間に、私に起こった出来事は、ネガティブなことばかり、かというと、そうではありません。ネガティブなことに呼応するかのように、ポジティブなことがセットで起きていたような気もするのです。

本当につらい時に、木が慰めてくれたり、アゲハ蝶が、ずっと玄関にとまっていて、私を見守ってくれていたり、本やブログ、そして、実際にお会いした素晴らしい方々、そういう出逢いが、シンクロニシティとしか思えない不思議さで、私のもとを訪れてくれました。

「愛がすべて」だと、今は、本当に思います。

すべてが、愛でした。苦しかった出来事も、コインの裏側のように、愛の別の姿であったことが、今は、わかります。すべての出来事が、一つひとつの、かけがえのないピースとして、私のパズルを完成へと導いていきます。「私を愛していてくれなかったら」、「私を本当に信頼してくれていなかったら」、「私には乗り越えられる、と信じてくれていなかったら」、起きるはずのないことが、起きていました。だから、私は、私を生み出した大いなる存在が、私の存在の初めから、そして今も、深く愛してくれていることを、身をもって知ることとなりました。

「ひだまり通信」は、宇宙からの私へのギフトだと感じています。自分を癒してくれる場所でもあり、誰かの役にも立てる場所です。私の言葉でしか書けません。気の利いたことは言えないかもしれません。でも、世界中のみんなを愛しています。地球を愛しています。宇宙を愛しています。このメッセージを皆さんに贈ることができることに心から、感謝します。

皆さん、お元気ですか？この前、「ひだまり」を出してから、一年半ほどたちました。この間、私に何が起きたかは、またいつか、お話しする機会もあるかもしれませんが、たくさん、お伝えしたいことがあって、また、ここに戻ってきました。それがとても嬉しく感じられます。

以前、「急いでいる時ほど、信号が青になる」ということを、書いたことがありました。あの時は、感謝するほど、感謝する現実を引き寄せるから、自分にとって良いことが起きるんだ、というくらいの理解だったと思います。

宇宙が私の意志、意識、心の状態にどうして反応するのか、前は漠然と感じていただけでしたが、今は、科学的知識も増えて、説明することができます。

宇宙空間は、長い間、真空、つまり、何もない空間と考えられてきました。しかし、近年の量子物理学や宇宙論から、そこはゼロポイントフィールドと呼ばれる、エネルギーに満ちた空間であることが、わかってきました。もちろん、肉眼で見えるものではありません。ダークエネルギーと称されるように、全く未知のエネルギーです。

さて、自分の心に反応する宇宙、特に、愛や感謝の心に反応する宇宙について、思いをめぐらせてみてください。感謝すればするほど、感謝することが増え、愛を感じれば、感じるほど、愛を感じることが増えるのは、どういうわけでしょうか？

それは、宇宙が感謝や愛といったエネルギーで満ちているからではないのでしょうか？自分の波動、周波数、今出している私のエネルギーに宇宙が反応しているからなのではないでしょうか？だからこそ、「引き寄せの法則」なるものが、あるのです。

数年前まで、宇宙はユニバースと言われていました。ユニというのは一つという意味です。今では、マルチバースといいます。この宇宙自体が無限に存在するということです。

「宇宙が無限に存在する」ということは、あなたも私も無限に存在するということです。ありとあらゆる可能性がある、ということなのです。

たいへん身近な例を上げます。私が、はっきり、パラレルワールドを確信した実際起こったことです。バイパスに出て、右折しなければ、いけないお店に、二回行く用事ができました。バイパスに出るだけでも待ちますし、右折するにも待ちます。それが、最近、二回とも、出る時、二車線とも、車が全く来てなくて、右のレーンに入って右折しようとしたら、右折の矢印が出て、家からお店まで、ノンストップでした。まったく、「ワオ！！」という感じです。

「曲がれない」私も、きっと同時に存在したはずです。渋滞に巻き込まれた私も可能性としては、ありました。でも、最速の最高の選択ができたのです。自分にとって、一番ラッキーな現実にヒットしました。

宇宙のエネルギーについて、学ぶようになってから、すべては、エネルギー、波動でできていることを知りました。良い悪いというより、高い低い波動があるのです。波動が高い方が、より宇宙と同調しやすくなって、愛や感謝にあふれる出来事と出会えるようになります。

では、波動を高めるには、どうしたらいいか？愛や感謝の心であることです。よく言われることですが、特別、すごいことがなくても、愛や感謝を感じることは、日々の生活の中にたくさん、あります。今、私の一番の幸せの種は、庭に植えた大好きなバラの花が、毎日、少しずつ、つぼみがふくらんでいく姿を見ることです。その花の姿に、宇宙の愛を感じます。すると、ハートいっぱいに愛がふくらんでいきます。愛を贈れば、愛が返ってきます。そうやって幸せな出来事が増えていきます。

パラレルワールドというのは、並行宇宙とも呼ばれます。すべての可能性が存在する中から、自分の波動に一番合った可能性を自分が引き寄せているのです。だから、もし、今の現状に満足できなかったら、そこを、嘆くのではなくて、愛を贈るんです。どんな悲惨な時でも、探せば感謝できることはあります。むしろ、悲惨な出来事を経験するからこそ、感謝できる心に気づく、とも言えます。

私たちは、今まで、現実は、そこにあるもの、変えられないもの、と思い込んできました。でも違ったんです。ノストラダムスが、「1999年に地球が終わる」と言った中世の時代、まさに世界は暗黒でした。人類全体の波動を読み取った彼は、それが、その時、一番可能性の高い現実として、見たんです。嘘を言ったわけではありません。その可能性も確かにあったけれど、人類全体の波動が、上がった結果、私たちは2000年を迎えました。パラレルワールドの中から、違う現実を選びとったんです。

だから、第三次世界大戦が起きるという人もいるし、人類が愛の波動にシフトして、喜びと調和の世界が来る、という人もいるのは、どちらの可能性も存在するからであり、それを決めるのは、一人ひとりの波動だということです。

はじめて、この話を知った方には、想像を超えたファンタジーに想えるかもしれません。でも、本当に、そうだったら、なんてワクワクするんだろう！！って思いませんか？私は、これに自分の全人生を賭けてもいいくらい、魅力を感じました。どうか、あなたの一番、ワクワクすることをしてください。それが一番、あなたの波動を上げます。結果として、世界の波動があがります。あなたは世界を幸せにするんです。