愛は目に見えず、形もない

前々回のひだまりで、「次は、ハートが歌うように生きてみたい」と書きましたが、それは生まれ変わらなくても、今この瞬間からできることだと気付きました。

私の最近の目下のモットーは「今日も全力で自分を幸せにするぞ!」ということです。朝、ハート瞑想の後、起き上がる時、この言葉を心でつぶやくのです。

「今日も全力で私を幸せにするぞー!」

すると「自分を幸せにする」モードのスイッチが入って、何だか、燃え上がってくるものがあるのです。一つひとつの行為が意識的になって、「今、幸せにしてる?」と誰かが聞いてくるみたいに、無意識に行為していたことに心がもどって、「今、ここにいる」ということを感じて生きられるようになります。

私は、美意識も高い方で、健康オタクだと思います。「キレイになりたい」とか、「キレイなものが大好き」で、できれば一生、医者にかからなくても、自分の意識だけで、自分を若く健康的に保ち、寿命が来たらポックリ、あの世に行こう、と決心しています。

すると、キレイになれるグッズやサプリや化粧品や洋服などが、「こんなのどう?」ってやってくるのです。最近、いいな、と思ったものは、ヒカルランドでだしている (またヒカルランドの宣伝になってしまいますが、ホントに使って良かったんです) 白姫レディーレ46という美容液です。

春に、講演会に行った折、「これ、リピート率すごいんです」とご紹介いただき、試しに購入し、半年くらいずっと朝晩使っていて、この前なくなりました。 様子を見ようと再購入せずにいたら、ある時、鏡を見て気付いたんです。「顔が下がってる。自分の顔じゃないみたい」って。

それで、「やっぱり、あれだ!」と思って、すぐ注文して、つけると翌日は前と同じ顔になっていました。染色体DNAの末端にあるテロメアが短縮することで老化が進行するらしく、テロメアの短縮を抑えれば、若々しさを保てる、ということのようです。税込み6,480円です。ご興味のある方は、hikarulandpark.jp まで。

5,6年前でしょうか。実家に子供を連れて行った時、父が血圧を計っていました。私は、自分で血圧を計ったこともなく、自分の血圧も知りませんでした。すると、息子が私に「計ってみろ」としつこく言うのです。「えー、正常に決まってるよ」と言ったのですが、結果は父がびっくりするような高血圧の値で、「やばい」ということになりました。

それでも医者にかかりたくない私は、(安易に薬を飲むことの怖さも知っているので)翌日から、毎日30分のウオーキングを始めました。父がスッポンのサプリがいい、というのでそれも飲み、天使のチャネリングのサイトでは、「生野菜、果物がいいよ。きれいな水をたくさん、飲んでね」というメッセージを受け、すべて実行しました。

そういえば、朝、ごはん(白飯)を食べると、具合が悪くなってしばらく寝ないといられないことが続いていました。これも、血糖値が一気に上昇していたため、起こっていたんだということがわかりました。顔色も土色で、「最近、老けたなあ」と思ってはいたのですが、今よりすべてのことに鈍感だった私は、AGE(終末糖化産物)のことも知らず、食べるものにも無意識でした。

息子は私の人生のポイントにいつもいるように思います。あの時、彼が「血圧を計ってみろ」としつこく言わなければ、今頃、この世にいなかったかもしれません。あの件以来、はじめて自分の体の健康ということを意識するようになりました。私の魂の目覚めにも、彼は深く関わっていて、やっぱり、生まれる前に約束があったような気がします。

願いごとが叶うために人生があるわけでも、魂の修行のためだけに人生があるわけでもありません。もっとずっと複雑にいろんな糸が様々に織り込まれているように思います。私たちが思う以上に宇宙は愛に満ちていて、愛を送ってくれています。

私たちのマインドは、苦しいとか、つらいとか判断して、それを良くないこと、と決めつけますが、その中にどれほどの宇宙の愛が込められているか、ほんのちょっとでも思ってみれば、生き方が全く変わってくると思います。

最近、映画「リトルプリンス 星の王子さまと私」をテレビで見ました。公開されている時に見たかったのですが、見損なってしまったものです。サン=テグジュペリの『星の王子さま』をアレンジしているお話です。

王子さまは星に一輪のバラの花を残して、旅に出ます。王子さまとバラは愛し合っていたのですが、若すぎて「愛する」ことがどういうことかわからなかったのです。その旅は、結局は、バラへと還る旅でした。

旅の中で、友達になったキツネがとても大切なことを教えてくれます。「君が星に残してきたバラは、たくさんのバラと同じバラじゃない。君が水を与え、覆いをかけてやり、虫をとってあげて大切に育てた世界でたった一輪のバラの花だ。君だけのものになったバラなんだよ。帰ってあげなきゃ。大切なものは目には見えないんだ。心の目で見ないとね」

そして王子さまは気付くんです。バラがどんなにわがままを言っても、その言葉に惑わされずに、バラの真意をくみ取ってあげるべきだったことに。自分のことを愛していてくれた、という真実を見抜かなければいけなかったんだ、ということに。

「大切なことは目には見えない」この言葉は、繰り返し私の人生にのぼってくるキーフレーズの一つです。最近、波動が上がっているせいか、たくさんの方が言葉にしてくださっています。

「愛」は目には見えません。でも、その存在を否定する人は誰もいない、と思います。目には見えず形もないなら、そのバリエーションは無限にあることになります。私たちが「愛とはこういうもの」と思っているものを、はるかに超えていく時がきています。

すべては愛でできています。そして、一番、あなたが愛を注ぐべき人は、あなた自身です。どんな時も支えて、一緒にいてくれる最愛の自分を、今よりもっと愛してさしあげてくださいね。そうすれば、あなたの中からもっと愛があふれでて、人のことも、もっと愛することができるようになります。