月別アーカイブ: 2017年11月

愛をこめて

初めに、お詫びです。2日ほど前に、スマホから、ひだまり通信にアクセスできない状態になっていて、ご心配をおかけしました。ホームページを作ってくださっている方の迅速な対応で、復旧できました。いつも、皆さん、ありがとうございます。

「この世界で生きていくのは大変なこと」だと思います。私は中学三年生の一学期まで、夢の中で生きていて、夏休み前のある日、この世界で生きることを余儀なくされた出来事がおきました。

まず一回目の、自分の全否定がおきた日です。あれから、どんどん自分を追い込んで、この世界で成功しなければ、自分は何の価値もない人間だと思うようになりました。一生懸命がんばることの素晴らしさも知りましたが、がんばっても、がんばっても、がんばっても、自分が目指すところに手が届かず、志望大学に落ちた時、抜け殻になりました。燃え尽きてしまったんです。

何をやってもうまくいきませんでした。自分の中に空いている大きな穴を埋めるために、必死になって外側に愛を求めていましたが、どこにも見つけられませんでした。

私の手に魔法がもどってきたのは、二度目の自己の全否定を経験し、二度目のどん底を体験し、今の自分の概要ができてからです。

一度、どっぷり三次元に浸かって、それではやっぱりだめなんだという経験が必要でした。子供のころの私に結局はもどったわけで、子供の時の私はやっぱり、宇宙の願い通りの存在であったことがわかりました。

ではなぜ、こんな経験をする必要があったのでしょう。同じところにもどるなら、最初からそこにいたら良かったのに。それは、剣を鍛えることと似ています。何度も火に焼かれ、たたかれるからこそ、剣はより素晴らしい剣になっていくのです。

本物になる必要がありました。そして、それはいつか、誰かのためになるため、でもありました。私は、ひだまりを読んで、お電話くださる方々が、とても繊細で優しくて温かくて、思いやりがあって素晴らしい方々なのに、この現実の世界で苦しんでいる、ことも知りました。何か、少しでも、支えになってさしあげたいと心から思っています。

電話を下さらなくても、きっと、これを読んでくださっている方々は、そういう心の方がほとんどで、つらいことも多いだろうな、と思うんです。

私が一番に皆さんにお伝えしたい贈り物は、いつも書いていることです。

「自分が自分の一番の味方であり、親友でいてあげること」「自分の一番の愛を自分に贈ってあげること」

人に認められなくても、特別なことができなくても、失敗ばっかりしてしまっても、あなたは生きているだけで素晴らしいのです。あなたが生きているのは宇宙があなたを祝福しているからです。あなたの勇気を称え、あなたを心から愛しているから、あなたはここにいるのです。

周りが全部、敵だらけに思う時でも、この世界で一人ぼっちだと思う時でも、あなたには最強の最高のあなたがついていてくれるのです。そして、あなたの本当の力がよみがえるのは、あなたがあなたを心から受け容れ、愛した時なのです。

そばにいて、励ましてさしあげることができたらいいのに、と思います。「私がいるよ」と言ってあげられたら、皆さんの痛みも少しは癒えるのに、と思います。そうできないのは、残念ですが、そこにこそ、宝物があるのです。

「自分」は神様と自分が贈った最高の宝物です。ひだまりを愛していてくれるなら、どうか、私の言うことを信じてください。「ひだまりを書いている人が、こんなに強く言ってくれるんだから、私って、素晴らしいんだ」、と思ってみていただきたいのです。

そう思っても、現実はすぐには変わらず、相変わらず苦しい日は続くと思います。でも、いつか、必ず変わる日が来ます。

私も、何度も何度も打ちのめされて、泣きました。でも、思いもよらない時に、思いもよらない形で変わる日がきたんです。私も自分で経験するまでは、そういう人はラッキーで、私は永久にこの苦しみの中に閉じ込められてしまうんじゃないか、と思った時もありました。

ありきたりですが、「雨が降らなければ、虹はかからない」のです。晴れている日は幸せですが、雨上がり、雲の隙間からさす太陽の光はもっと幸せを思い起こさせてくれます。無駄なことなどありません。あなたが今、苦しんで、もがいて、それでも、精一杯自分のできることをしていることを宇宙は全部知っています。

物理的に何もできなくても、声の限りにあなたを応援してくれています。疲れたら、一人になる時間をとって、できたら、自然の中に入って、木の声を聴いてください。花の笑うのを見てください。

だいじょうぶ。あなたは、そのままでだいじょうぶ。私は、いつも心からあなたを愛しています。

天使とつながる1111

皆さん、お元気ですか?私は風邪をひいておりました。今朝は少し元気になりました。今日は11月11日で、1111の大きなポータルが開く日、とも言われていますし、夜、苦しみながら、いろいろ気付きがありましたので、シェアします。

確か、8月8日のポータルの時も風邪をひいたのですが、今回も風邪の人と全く接触していなかったので、ただ単に、浄化のためだったのかもしれません。今朝、外に出た時、雨上がりで空気がとても澄んでいて、風が心地よく幸せでした。

風邪をひいたおかげで、更に今朝のさわやかさが身に染みたんだと思います。

前、「怖いよう」と言って泣いた、と書きましたよね。あの時、私はある人から侮蔑のまなざしで見られていたんです。理由はたぶん私がいつも誰にでも「にこにこしていること」。彼女にとってはそれは気に入らないことだったのです。

八方美人に見えたのかもしれないし、「ええかっこしい」に思えたのかもしれません。私は自分にまだ自信がなかったんです。自分では正しいことをしているはずなのに、それを気に入らないと思う人もいる、その狭間でもがいていました。

セントジャーメインのチャネリングを公開している人のブログの中にこんな言葉がありました。

「周りの人は、あなたがもっと愛するということを手助けするために存在してくれている」

「愛する」ということ、「自分から愛を溢れ出させていく」ということは私のこの世界での一番の仕事なのだと思います。(実際にはすべての人の仕事ですけどね)  だから、愛について、考えたり、試されたりすることが次々起こっていたのです。でもそれは、私がもっと大きな愛を持てるように、起こっていたのです。

ただエンパス(共感能力が高すぎる)でもあるので、自分のオーラフィールドはしっかり守らなければいけない、相手に呑み込まれて、愛を出せなくなってしまったら、逆効果です。だから、その人と会う前にはオーラソーマで自分のフィールドをきちんと整えてから行くことにしました。

効果は抜群です。今、ターコイズのポマンダーを使っているのですが、本当に大好きな香りで、その香りを胸から、お腹いっぱいに吸い込むと、数時間、その香りがしています。すると、周りに流されることなく、自分のスペースをきちんと保って愛の人でいられます。

自然派の香水を出しているサイトでも、興味深い記事を見つけました。身体を温めるのは精油の香りなんだそうです。中でも柑橘系、特にゆずは身体を温める香りということで、日本人がゆず湯に入っていたのは理にかなっていたわけです。ゆずから何か成分が出ているのかと思ったら、その香りだったというのは、目からウロコでした。

少し前から、清水義久さんという気功家の『あなたは私、私はあなた』(風雲舎)という本を読んでいます。全編、感動!!ですが、今まで読んだ中で細胞の話をご紹介しますね。

「細胞は愛を包み込んで進化する」

「例えば、頭脳としてのDNA、アメーバ状のセル(細胞)、運動機能のある精子型の鞭毛、この三匹がある時、一緒に住もうと合体し、さらなる進化を続け、ATP(酸素を分解してエネルギーを作り出す装置) を合成するミトコンドリアと合体し、細胞が完成される。ところがこのミトコンドリアはまったく別のDNA情報、別のシステムをもっていて、雌雄があり、他の細胞小器官に関係なく増殖を起こす。共生している寄生体だということを意味している。自分のエネルギーをこのよそ者のミトコンドリアに任せている。

最小単位の細胞がこうして共生関係を選んでいるわけだから、生命の基本概念ははじめから「愛」なのだ。競争でもなく、弱肉強食でもなく、愛。細胞は愛と包み込みで一体化することを選んだときに、生命として生成発展する。ぼくたちの本能のどこかに、こういうものが引き継がれているはずだ。ひとつの細胞でさえ、初めから「愛」を知っている。」

 

風邪で苦しくて眠れず、あるCDを聞いていました。それは「AQUA Comfort 八ヶ岳の森・雫の音で奏でる神秘の音楽」というものです。元気な時に聞いてもいいものですが、具合の悪い時に聴いたら、細胞に沁み入るようでした。

神山純一さんが「ポタン・・」「ピチャン・・」という森の泉の雫の音を集めて「ドレミファ・・」の音階にして、音楽にしたものです。この他にもいろいろCDを出されています。

自分に素直に生きていると、素敵なものにいっぱい出会います。具合が悪い時には寝てられるように、先に大きな仕事は済ませていたり、家族の者も私を放っておいてくれる環境になったり、といつも誰かが見守っていて、私を愛していてくれるのを感じます。だから、私もその愛に応えたい、と思うのでしょうね。あなたが今日も小さな幸せを見つけることができるよう、心からお祈りしています。

 

愛の惑星(プラネット)

コズミックフロント☆next という番組の7月放送の分を昨日見て、おもしろかったので、まとめてみます。

「人間原理」という言葉をご存知ですか?私は、はじめて聞いたように思います。でも言葉の意味するところは、私がずっと前からそう感じていたことでした。

「この宇宙は、私たち人類が生まれるために微調整されてできたのではないか。宇宙は人間のために必然的にできたのではないか。」

こう考えられる理由は地球が太陽からほんの少し遠くても近くても人類は誕生しなかったこと、地球の大きさもちょうどよい大きさであったこと、月も生存に欠かせない役割を持ち、これまたちょうどよい大きさであること、太陽系の惑星の中で人類のような生命体が存在するのは地球だけであることなど。まだまだ挙げればきりがないでしょう。

そしてこの「人間原理」の考えはマルチバースの考え方と表裏一体でもあります。

「数ある宇宙の中でなぜ、私たちはこの宇宙に住んでいて、ほかの宇宙には住んでいないのか」

つまり、様々な条件で成り立っている無数の宇宙の中で、人間は生存に適した宇宙に住んでいるに過ぎない、ということです。こう考える科学者が増えているそうです。

また異なる宇宙もどこか遠くにあるわけではなく、今の私たちの世界と少しだけずれて存在しているようなもので、周波数を合わせられないから、感知できないのでしょう。パラレルワールドです。

子供の頃、幽霊やお化けの話を聞くと怖くて眠れませんでしたが、彼らの世界もパラレルワールドで、例えば、戦争の時の周波数に合ってしまえば、軍隊の行進が目の前に見ることのできる人も存在する、ということで、意識的にできる人の方が少ないのでしょうが、たまたま、ふつうの人でも、そこと周波数が合ってしまえば、肉眼でとらえることも可能なのでしょう。それが超現実なので、マインドは受け入れられないために、恐怖を感じるのでしょう。

それが懐かしいおばあちゃんだったりしたら、幸福な気持ちに包まれるのかもしれません。

人間原理の考え方を取り入れると、そのように特別な宇宙の中で存在することにはきっと意味があると思うのです。肉体がある限り、痛い、苦しい、お腹がすいた、などの経験は避けて通れませんが、それさえもここでしかできない貴重な体験です。頭で考えていた時よりずっと苦しいんだ、ということがわかるだけでも、この世に生まれてきた意味はあるのかもしれません。

痛みを経験した人ほど、人の痛みがわかるようになるって言いますよね。それって愛ですよね。自分が痛い思いをすれば、それが本当に痛いことを知っているから、誰かが痛い思いをしていたら、本当に痛いんだってことがわかるようになります。宇宙にとってそういう経験の場が必要だったから、私たちはここにいて、そういう経験をしているのかもしれません。

先日、You Tube を聞いていたら、『地球(テラ)へ』という映画のオープニングとエンディングの歌が挙がっていて、すごく懐かしかったんです。中学2年生か3年生の頃、公開の映画で映画館で観ました。宇宙戦艦ヤマトも銀河鉄道999にもどっぷりはまっていて、宇宙もののアニメは大体見ていたように思います。

その歌は今でも、歌詞なしで歌えるくらい大好きで、ノートにも書いていました。

「ブルーホライズン、青い地平線、この星の朝は美しい。命あるすべてのものに、降り注ぐこの光。

ブルーホライズン、おまえは目覚めた、この星の本当の姿に。悲しみに疲れた胸に、安らぎがよみがえる今。

All we need is love.  All we need is love.  All we need is love.  はじめて気付いた長くつらい旅路の果て、見つけた愛のプラネット。」

「All we need is love.」中学生の時もこの言葉を使っていた。でも、私は愛が何かもわからなかった。長くつらい旅路の果て、やっと気付いたんです。

私たちが必要としているものは愛だったんだと。そして、その愛を交歓できる地球という素晴らしい惑星の上にいたということに。

よかったら、この曲聞いてみてください。

追伸:『地球(テラ)へ』もう一度、見てみました。地球は愛ある惑星(ほし)だからこそ素晴らしく、人間は不完全で、すべての人の個性が多種多様であるからこそ、尊いのだということを再認識致しました。