日別アーカイブ: 2017年11月2日

愛の惑星(プラネット)

コズミックフロント☆next という番組の7月放送の分を昨日見て、おもしろかったので、まとめてみます。

「人間原理」という言葉をご存知ですか?私は、はじめて聞いたように思います。でも言葉の意味するところは、私がずっと前からそう感じていたことでした。

「この宇宙は、私たち人類が生まれるために微調整されてできたのではないか。宇宙は人間のために必然的にできたのではないか。」

こう考えられる理由は地球が太陽からほんの少し遠くても近くても人類は誕生しなかったこと、地球の大きさもちょうどよい大きさであったこと、月も生存に欠かせない役割を持ち、これまたちょうどよい大きさであること、太陽系の惑星の中で人類のような生命体が存在するのは地球だけであることなど。まだまだ挙げればきりがないでしょう。

そしてこの「人間原理」の考えはマルチバースの考え方と表裏一体でもあります。

「数ある宇宙の中でなぜ、私たちはこの宇宙に住んでいて、ほかの宇宙には住んでいないのか」

つまり、様々な条件で成り立っている無数の宇宙の中で、人間は生存に適した宇宙に住んでいるに過ぎない、ということです。こう考える科学者が増えているそうです。

また異なる宇宙もどこか遠くにあるわけではなく、今の私たちの世界と少しだけずれて存在しているようなもので、周波数を合わせられないから、感知できないのでしょう。パラレルワールドです。

子供の頃、幽霊やお化けの話を聞くと怖くて眠れませんでしたが、彼らの世界もパラレルワールドで、例えば、戦争の時の周波数に合ってしまえば、軍隊の行進が目の前に見ることのできる人も存在する、ということで、意識的にできる人の方が少ないのでしょうが、たまたま、ふつうの人でも、そこと周波数が合ってしまえば、肉眼でとらえることも可能なのでしょう。それが超現実なので、マインドは受け入れられないために、恐怖を感じるのでしょう。

それが懐かしいおばあちゃんだったりしたら、幸福な気持ちに包まれるのかもしれません。

人間原理の考え方を取り入れると、そのように特別な宇宙の中で存在することにはきっと意味があると思うのです。肉体がある限り、痛い、苦しい、お腹がすいた、などの経験は避けて通れませんが、それさえもここでしかできない貴重な体験です。頭で考えていた時よりずっと苦しいんだ、ということがわかるだけでも、この世に生まれてきた意味はあるのかもしれません。

痛みを経験した人ほど、人の痛みがわかるようになるって言いますよね。それって愛ですよね。自分が痛い思いをすれば、それが本当に痛いことを知っているから、誰かが痛い思いをしていたら、本当に痛いんだってことがわかるようになります。宇宙にとってそういう経験の場が必要だったから、私たちはここにいて、そういう経験をしているのかもしれません。

先日、You Tube を聞いていたら、『地球(テラ)へ』という映画のオープニングとエンディングの歌が挙がっていて、すごく懐かしかったんです。中学2年生か3年生の頃、公開の映画で映画館で観ました。宇宙戦艦ヤマトも銀河鉄道999にもどっぷりはまっていて、宇宙もののアニメは大体見ていたように思います。

その歌は今でも、歌詞なしで歌えるくらい大好きで、ノートにも書いていました。

「ブルーホライズン、青い地平線、この星の朝は美しい。命あるすべてのものに、降り注ぐこの光。

ブルーホライズン、おまえは目覚めた、この星の本当の姿に。悲しみに疲れた胸に、安らぎがよみがえる今。

All we need is love.  All we need is love.  All we need is love.  はじめて気付いた長くつらい旅路の果て、見つけた愛のプラネット。」

「All we need is love.」中学生の時もこの言葉を使っていた。でも、私は愛が何かもわからなかった。長くつらい旅路の果て、やっと気付いたんです。

私たちが必要としているものは愛だったんだと。そして、その愛を交歓できる地球という素晴らしい惑星の上にいたということに。

よかったら、この曲聞いてみてください。

追伸:『地球(テラ)へ』もう一度、見てみました。地球は愛ある惑星(ほし)だからこそ素晴らしく、人間は不完全で、すべての人の個性が多種多様であるからこそ、尊いのだということを再認識致しました。