この世界は夢かもしれない

昨日はとても暖かかったですね。今、夜中です。10日の土曜日から風邪の症状が出始め、やっと、元に戻ってきたところです。今度ばかりは、インフルエンザだったと思うのですが、薬を処方されずに、何とか過ごしてしまいました。体力はあるし、仕事もぼちぼち、で良かったものですから。体力の無い方、お仕事の忙しい方は、早目に医療機関を受診してください。でも熱が出始めて6時間ほどたたないと検査をしても、結果が出ないこともあるので様子を見ながら、お願いします。

風邪をひいて思うことは、やっぱり強制的に強力な浄化が行われているんじゃないか、ということです。せきも止まらず、苦しかったのですが、思い切って、自分の中のネガティブなものを全部出そうと決心して、咳をしていたら、ある時、ふっと軽くすごく楽になりました。

今まではウィルスと戦うイメージだったのですが、最後は私の身体が勝利することはわかっているので、やっつける、というよりも、共存しながら包み込んでいくイメージでした。熱もあり、眠ると必ず夢を見ました。

子どもの頃、風邪をひいて寝ていた時の自分に会いました。お母さんがお昼に仕事から帰ってきて、階段を上がって来る時の気持ち、すごくうれしくて、幸せでした。

対決しなければならない思いをした人とは、お互い、サイボーグのようないで立ちで、戦闘モードに入っていました。

自分が光の存在になればなるほど、闇の存在を引き寄せていたり、大好きな歌がずっと心の中で流れていて幸福だったり、宙に浮いているようでした。

幸せは自分の心の中にあるんだと実感していました。外の世界とほとんど関わらず、自分の内側だけを感じる日々でした。

この世界は3次元で、二元性の世界です。幸福と不幸が存在し、それは永遠にこの中では変わりません。だからこそ、お釈迦様はこの世界は夢幻だと言われたのだと思います。その夢から覚めるのが解脱であり、輪廻転生の輪を抜けることであり、涅槃に向かうことになるのでしょう。その一端を垣間見た気がしました。

目に見える世界を変えることはできないけれど、自分の心の中では自分の選びとりたいものを選んでいけます。じっと胸(ハート)に手をあてているとあたたかい愛がわきあがってくるのを感じます。それを意識して繰り返していけば、今までよりずっと愛を感じる時間をもてます。愛も幸福も手に入れるものではなくて、感じるものなのです。

そして感じるためには、今ここにいなくてはなりません。過去のことをいつまでもひきずっていたり、まだ来ない未来のことを心配してばかりいたら、今ここの感情に気づくことはできません。

過去にもっとうまくやれればよかった、と思うことは私にもたくさんあります。でもその時は、知らなかったし、わからなかったからできませんでした。間違っていたかもしれないけれど、ベストは尽くして生きてきました。だから、もし、誰かに責められても、私は後悔することは一つもありません。皆さんもそうですよ。誰かに責められても、自分はこうするしかなかったから、そうしたんだ、と思ってください。

そして、未来のこと。よく、統計的に、こうしたら、こうなる、ということを言う人がいますが、あてになりません。私も自分がまさかこんな人生を歩むことになるなんて、予想もできませんでした。だったら、思い切っていきましょうよ。何が起きても、面白いんです。怖いと思うから怖いことを引き寄せるのです。この世は夢なのですから。あなたの夢の舞台なのです。

そして、自分の好きなことをして、好きな音楽を聴いて、好きな花や景色を見て、好きなものを食べて、幸せを感じる時間をたくさん持ってくださいね。自分が幸せになるために生きているのですから。

私には読みたい本がたくさんあって、まだまだ知りたいことがたくさんあります。これからもよろしく、お付き合いください。