私の幼いころのいじめられ体験は小1の頃、はじまりました。仲間はずれにされる。意地悪をされたり、言われたりする。一般的なものでした。
今日、お話したいのは、そのいじめがどのように終息していったか、ということです。
小5だったと思います。ある日の学級会で、ある男子が、私がいじめられていることを取り上げて、「一江さんがかわいそうです。」と言ってくれました。その一言から、みんなも、こんなことがあった、こんなことを見た、と発言し、結局、いじめをしていた彼女は、いる場所がないほど追い込まれ、次の日から、いじめは全くなくなりました。
私は、状況がのみこめず、ぽかーん、といった感じで、あっけにとられていました。子どもだったから、その時はいろんなことがよくわかりませんでした。
でもあの○○くんがあんなことを言うなんて信じられなかったし、休み時間になって、「おまえ、一江さんのことが好きなんだろ?」とさんざんからかわれていました。
好きだったというより、人間として、見ていられなかった、ということだと思います。一生懸命生きていれば、必ず誰かが見ていてくれて、助けてくれる、ということです。
いじめられていた間、きっと私は成長した部分もあって、もういいなと、神様が判断して、彼を通して、いじめをおさめてくれたのかもしれないし、今考えても、不思議な体験でした。
気付かなくても、あなたのことを見ていてくれる人が、必ずいます。本当に助けが必要な時は、必ず助けてくれます。
人間のこともあれば、出来事や物だったりすることもあると思います。特に、天には通じるんですよ。あなたが、きれいな心でどんな時も、ひたむきに生きていれば、必ず見ていてくださいます。
だから、苦しくても、つらくても、そのことを信じて前にすすんでくださいね。私も、心から、あなたを応援しています。