今のステージをクリアする

今年は、ちょっと遠くへ出かける予定を立てています。そこは1,2年前に、ブログの中である方が行かれる、という話をされていた場所でした。「ご都合の付く方は一緒に行きましょう」とお誘いがあったのですが、長い休みは取れませんし、「無理だなあ、行ってみたいけど」と思ったまま、終わっていたところです。

それが、思いもよらず、偶然が重なって、行けることになりました。ただ行ける!ではなく、そこに行くことが、今の私には必要なことで、行けば、もっと自分が開かれていくような予感がしています。

不思議なんですよね。この前のチャレンジをクリアしたから、用意されていたステージのような気がするんです。この旅は全部自分で計画を立てて、手配して出かけます。ツアーでは行くことのできないところに行く予定です。だから、自分で何でもやるって決められないうちは、実現しなかったと思います。

今はインターネットで電車のチケットなども日本で予約していけるので、そういうプライベートな旅ができるようになったことは素晴らしいですよね。

また、帰ってきたら、たくさん、皆さんにお話ししたいことができると思うので、楽しみにしていてくださるとうれしいです。

前にもこんなことあったなって思い出しました。

6年前の12月、新聞の裏一面にカラーで、劇団四季の「美女と野獣」の広告が掲載されていました。

とてもきれいで、「観に行きたいなあ」と思ったのですが、「行けるわけないな」って思いました。自分の意志を誰かに告げることなんて、とっくに諦めていました。

その頃は、まだゴールデンウイークには家族で、出かけていました。今年はどこに行くか、という話になって、「東京もいいよね」「どこ行く?」

思い切って「劇団四季の『美女と野獣』が観たい!」と言いました。すると、チケットの発売日が2、3日後だから、まだいい席がとれる、ということがわかって、観に行けることになったんです。

夢って叶うのかも・・・漠然とそう思いました。

行ってよかったです。あの日から、いろんなことが動き始めました。人生の荒波にもまれていきましたが、それも愛でした。

宇宙も神様も、ずっとわたしを愛していてくれました。私に勇気があったら、もっとたくさんの贈り物を受け取ることができたはずです。

でも、その用意してくれたステージをクリアしなくて、逃げてばかり来たから、その先の贈り物を手にすることができなかったんです。

それでも、辛抱強く、私の遅々とした歩みを待っていてくれました。きっと今、私がその贈り物を笑顔で受け取っているから、宇宙も神様も「良かった、良かった」って思っていてくださることでしょう。

先にすすんで、振り返ってみた時、意味がわかるんです。だから、困難なことにも必ず意味があると信じて、乗り越えていくようにトライしてみてください。

意外とね、やってみたらできちゃうんです。一番ネックになるのが「恐怖心」です。つまり、実体のないものです。どこにも存在していないものを恐れているんです。

実体がないから、それを克服する方法はただ一つ。やってみる、ということです。命までとられることは滅多にないでしょう?だったら、やってみたら?

今、すごく幸せなのは、自分に正直に生きているからです。「自分で決めたことはやる」「宇宙が決めたこともやる」

魂のブループリントを探している人が多いようですが、これだけやっていけば、自然に導かれていくような気がします。

自分を信じて、宇宙を信じる。それだけでいいんじゃないかな?

私たちは、思っている以上に、無限の可能性があって、無限に愛されています。

どうか、そのことに気づいて、生きることの喜びを満喫してください。

一人ひとりが幸せになっていったら、いつか、地球上のすべての人が幸せになっていく、と思います。