『藍(あお)の書』

展開が速すぎて、処理能力が追いつきません。どこから書くべきなのかもよくわからないのですが、とりあえず、今日、一番強く感じたことを伝えるために、必要なことを書いていきます。

『高天原』という電子書籍を読んでいます。全四巻で、今年は、その続きが順次刊行されていく予定のようです。

日本が大調和していた頃の神世の時代のお話です。読みながら、私はこの時代を知っている、と強く感じました。

今の文明からは夢のような世界でしかありませんが、かつて、そういう時があったと魂は知っている感覚です。

アセンションとはその時のような、皆が愛と調和と光に満ちた世に生きていた時代をもう一度創造していく過程なのだと理解しました。

この本の一巻を読み始めたばかりでしたが、辻 麻里子さんの『藍(あお)の書』(ナチュラルスピリット刊)という彼女の遺作が、先月、発売になっていたことを知りました。

内容だけ確認しようと、何気なく調べていると、彼女がグラストンベリーを訪れていることを知ったのです。

グラストンベリー、ご存じですか? 私も自分が行くことになるまでは、ここが地球の中心と言えるほどのパワースポットであるとは知りませんでした。

スピリチュアルな人の聖地です。大天使ミカエルと聖母マリアのエネルギーがクンダリーニのように絡み合うレイラインの上にあります。

この話だけでも、たくさん書きたくなってしまうので、次回に、まわします。

今度ゴールデンウイークに訪れる場所の一番の目的地がここです。

辻さんの『22を超えてゆけ』という本を読んだとき、この人のお話を一度聴いてみたいと思いました。

私より1歳上なだけなのに、2017年、宇宙に帰られました。会えなかった寂しさは、今、会えている人との繋がりを大切にしなければということを思い出させてくれました。

今朝、『藍の書』を開いて、まだグラストンベリーのところまで行っていないのですが、素晴らしい内容なので、まず、皆さんにご紹介したい気持ちがありました。

そして今日、読んだところで思ったことを書いていきます。

辻さんの夢のお話です。タイトルは『人類はなぜ22を越えられないのか』

22というのは、今の限界を超えること、意識でも無意識でもない、顕在意識でも潜在意識でもない、時空を超えたその向こう側を意味しています。

湖に浮かぶボートに8組の親子、合計16人が乗っていました。そのボートが沈んでしまいます。

8組の親子がクモの糸のようなものに絡まりもがいています。

父親たちは自力で脱出することができたため、自分の子どもを助けようとしています。

しかし、自分の子どもは父親から見て一番遠いところにいます。自分の一番近いところにはよその子どもが苦しそうに助けを求めています。

すべての父親が、一番近くにいる子どもを助けたら、全員が助かります。

しかし、自分の子どもを助けるために、一番近くにいる子どもを踏みつけにして湖底へと沈める父親がいました。

それを見たその子の父親が自分の子どもを助けようとし、ほかの父親たちも自分の子どもを助けようとします。よその子どもを踏みつけにして。

その中でたった一人だけ、自分の子どもは助けずに、一番近くにいたよその子どもを助けようとしていた父親がいました。

自分の子どもは踏みつけにされ、湖底に沈んでいきます。

父親に見捨てられた子どもの悲しみと、自分の子を助けられなかった父親の悲しみが、伝わってきます。

しかし、次の瞬間、その親子は一緒に高いところへ引き上げられていきました。

もし、すべての父親が一番近くにいた子どもを助けていたら、すべての子どもたちを助けることができていました。

他者を蹴落としてでも、と考えたのは最初の一人の父親。他人の子どもを助けたのもたった一人の父親。残りの6人がどう行動するかで、人類の未来は大きく変わります。

自分の身内だけ良ければいい、自分だけ助かればいいと思っていたら、人類はいつまでたっても22を越えられないでしょう。

悲しみにくれていた父親と彼の子どもの魂は高次の世界に引き上げられていきます。それが清き魂の行き先です。

この後、天国のような描写が続きます。

「皮肉なことに人が本当に守りたいものは、自分から一番遠くに離れているものだ。しかし、目の前にいる、見知らぬ誰かのために、惜しげなく手を差し伸べるとき、結果的には遠くにいる大切なものも一緒に救うことができるのだよ」

これはイエス様の説いた愛と同じものだと感じました。この愛を人類が理解し、実践できるかどうかが、今回のアセンションが叶うか否かの分かれ目でしょう。

これは私の聞いた話ですが、天国では、大きな鍋の前で長い箸を持った人たちが、鍋の向こう側の人に、その箸で食べさせてあげているそうです。

地獄では、その箸でお互いをつつきあい、争いがおきているそうです。

22を超えていくために一番必要なのは、次元を超えるような特殊能力でも、多くの知識を持っていることでもなく、当たり前の思いやりを持てるかどうか、だと思いました。

アセンションの鍵が愛だと言われるのも、天国は愛のある人しかいることのできない場所であり、その天国を地上にもう一度取り戻していく過程を私たちは生きているのです。

愛が勝つか、エゴが勝つか、それによって人類の運命も地球の運命も決まっていくのでしょう。

そして、それはどこかの誰かの話ではなく、あなたや私の話なのです。

誰もが、今この瞬間にその決定にたずさわっています。

一人ひとりの手に命運が託(たく)されています。