月別アーカイブ: 2017年5月

自然の中で過ごした一泊二日

5月27日(土)、28日(日)と一泊二日の八ヶ岳合宿(Lifetune CELEBRATION 2017 いのちの調律のとき)に参加してきました。700名の人がここに集まり、一緒に過ごしました。コテージに泊まり、私と同室の方は、沖縄と東京から参加で、6人部屋でした。初対面なのに、ずっと前から知っているように和む感覚は不思議です。私が自分の中にブロックを持っていないことが外の現実に現れてきています。すべての人に愛を感じているので、その中で特に波長の合う人と出会っているように思います。

著名な方々のお話をたくさん、聞いてきました。今後、さらに著書を読ませてもらって、一つひとつ、自分でも確認しながら、皆さんにもご紹介していけたらいいな、と思っています。

コアイベントは、昨年に引き続き、ホワイトライオンでした。生態系のトップにいるのがホワイトライオンです。ホワイトライオンを護る(まもる)ことは生態系そのものを護るということです。娯楽でハンティングされ、絶滅の危機に瀕しています。彼らを護るために命がけの行動を起こしている人たちがいます。その人たちの願いが届き、ホワイトライオンをはじめ、すべての命が祝福される日が来てくれることを想うばかりです。

私の中では、昨年とは違う新たな動きがありました。はじめてこの話を聞いた時はショックで、怒りにも似た感情が沸き上がりましたが、今回はもっと落ち着いて俯瞰することができました。

この一年、私が一番大切にしてきたことは、「私自身が愛である」ということです。ホワイトライオンのことばかりでなく、あらゆる不正、欺瞞、搾取などがこの世界には存在しています。それらと実際に、対峙し闘っていくことも大切なことですし、それをしなければならない人たちもいます。彼らのミッションです。その人の魂が生まれる前にそれをすることを決めてきています。自分の魂の願いの通りに生きています。大変なことがあっても、それを貫くことが魂の喜びなのです。すべての人がそういうものを持って生まれてきています。

私には闘うことはできません。それは私のミッションではありません。誰かを、何かを責めた瞬間から私の中の調和が崩れます。調和に、ほころびが生まれ、愛ではなくなります。愛だけがすべてを救うことができると信じています。人間が完全な愛になることは無理でも、毎日、心をこめて生きていけば、自分の最高の愛で生きることができ、すべての人をつなぐフィールドを伝わって、世界中に、宇宙いっぱいにそれは届いていくと思っています。

私はこれからも、私の中の愛を大切にして、すべての人へ、すべての命へ愛を送っていくつもりです。もし、一つだけ皆さんに伝えたいことがあるとしたら、どうか、自分軸で生きてください、ということです。みんながそうするから、みんながそう考えるから、今までこれがあたりまえだったから、何かをする、のではなく、自分はどうしたいのか、自分はどう考えるのか、おかしいと感じたら、おかしいと感じている自分の感性を信じてみてください。そして、行動する必要があると思ったら、思うところを一歩出て行動してみて下さい。そこにあなたが生まれる前に決めてきた魂の願いがあります。

すべての人が魂の願いに気付き、魂の願いの通りに生きていったら、いつか、地上は天国になるでしょう。それは夢物語と思えるほど、遠くにあるようにも思えます。でもあなたが一歩を踏み出せば、一歩近づくだけでなく、フィールドを伝わって、あなたを感じた人たちが、あなたの心の声に共鳴し、一歩を踏み出します。ある時、臨界点に達して、すべてが変わります。

私はそうやって、目に見えないところでこの瞬間にも何かが起きつつあることを感じずにはいられません。私たちの本質は愛です。宇宙が愛だから。一人ひとりはその同じ愛をみんな持っているのです。みんな宇宙から生まれたのだから。私のこの想いがフィールドを伝わって、あなたに届くと信じています。

 

新緑の5月

今日は、童心に帰った一日でした。小学校1、2年生だった頃の私です。いなかの小学校で、家まで、子どもの足で30分くらいかかりましたから、帰りは必ず道草をして、帰ってからも川の土手や林の中で遊んでいました。

土手の下草を摘んだり、木の新芽や若葉を集めているうち、時間の感覚もなくなり、黙々とそれらを集めることに夢中になっていました。朝からの雨は恵みの雨で、木々も草も本来の美しさを輝かせて、雨と共に私を浄化し癒してくれました。気がつくと約束の1時間を過ぎていて45Lのポリ袋半分くらい集めていました。集めたもので何をしたかというと・・・手作り酵素の仕込みを行いました。

軽く洗って、1cmくらいに刻み、たるに入れ、砂糖と海藻粉末を入れて混ぜていきます。今日の仕込みはここまでで、この後、1週間ほど、毎日手で混ぜます。自分の手の常在菌が更に発酵を促進します。この時、たるの中の野草に向かって、愛情と感謝を込めながら混ぜるとよりおいしくて、栄養価の高いジュースが仕上がるということです。

1週間ほどすぎたら、ざるの上で絞り、絞った酵素液に手作り酵素の素を入れて出来上がりです。それを3~4倍に薄めて飲みます。今から出来上がるのを楽しみにしています。

酵素が身体にいいことは広く知れわたっていますが、市販のものは、どんなものが仕込まれているかまで知ることはできません。自分で採取しているうちに野生の感覚がもどってきて、おいしそうな葉や草が瞬時にわかるようになります。つるが伸びているものは新しい生命エネルギーがいっぱいです。芽吹いたばかりの若葉、新芽は見ているだけで、活力をもらえそうなほど生き生きしています。

また、たるに入れて混ぜただけで、手がすべすべになっていました。手作り酵素は様々な病気に効果を発揮しています。実例や作り方の載っている著書をご紹介します。

『人類の命を救う 手作り酵素』十勝均整社 代表 河村文雄 著

実際、身体が弱って免疫力や抵抗力のない人ほど、野草に素手でさわっただけでエネルギーを感じるそうです。現代人はあまりにも、自然から遠ざかってしまいました。

私も週に2回ほど、公園の芝生の上を裸足で歩いたり、裸足で地面に座って本を読んだりしていますが、とても気持ちいいです。もう2年ほど続けています。これもぜひ、皆さんにおすすめしたいことです。靴は絶縁体の役割をしてしまい、大地と自分の身体の直接のつながりを遮断しています。パソコン、携帯、テレビ、電子レンジなどあらゆるものから電磁波が出ていますし、ストレスの多い生活によっても人間の身体はプラスの電気が溜まってしまって、不調の原因となっています。大地に素足で立つことで、そのプラスに傾いた電気を身体から大地に吸い取ってもらうことができます。だから、とても気持ちが良くなり、穏やかになります。

十勝均整社のホームページから、今回ご指導いただいた、やまなし手作り酵素の会を知ったのですが、たぶん、全国各地で行われていると思いますので、調べてみて下さい。

「やまなし手作り酵素の会」http://ideanote.jp

前日、吉本ばななさんの『みどりのゆび』という小説を読んでいて、とても感動したばかりで、それを実際に今日、目にして人間と植物のつながりを一層感じました。木は木を好きな人がそばを通るとわかるそうです。愛を感じるんですよね。私の庭のバラは去年より、素晴らしい花を咲かせています。心が伝わっています。去年の今頃はまだ、どん底から這い上がったばかりで、私はくたくたでしたから。今のようなみずみずしい思いで花と向き合えていませんでした。

「植物ってそういうものなの。ひとりのアロエを助けたら、これから、いろんなね、場所でね、見るどんなアロエもみんなあんたのことを好きになるのよ。植物は仲間同志でつながっているの。」  『みどりのゆび』より

やまなし手作り酵素の会の松永さんから聞きました。「人間は酸素を吸って、二酸化炭素を出している。植物は人間の出した二酸化炭素を吸って、酸素を出している。お互いに循環しながら生きているってことを、野草を採ることは考えるようにもなる、奥深いもの。」

時間ができたら、自然の中で過ごしてみてください。陽の光り、ほほを風がわたっていく感じ、雨に濡れた花の美しさ、真っ青な空の色・・・どんなに言葉を尽くしても言い足りないくらい、恵みに満ち溢れ、私たちは愛されていることがわかります。そうして、あなたも、何も言わなくても、そこにいるだけで、誰かの心を慰めてあげることのできる存在になります。

 

月の光

夜、空を見上げると、お月さまがだんだんまるくなっていることに気付きます。今度の満月は5月11日6時42分です。また、ウエサク祭の頃となりました。昨年の5月にもウエサク祭について書きましたので、参考にしてみて下さい。

京都の鞍馬寺では、前日夜、ウエサク祭が行われます。鞍馬寺は京都一のパワースポットとも言われ、不思議な伝説に彩られています。私は20代の頃、一度訪れていますが、予備知識もなく、訪れてしまい、もったいなかったなあ、と思います。

鞍馬寺を意識するようになったきっかけは、オーラソーマというヒーリングメソッドを始めたことです。好きな色の液体(水と油)の入ったボトルを選んで、身体に塗っていきます。自分に今一番必要なヒーリングを自分で行いながら、潜在意識にためこまれた痛みを癒していきます。

最初に4本のボトルを選んで、2本目に選んだボトルからワークを開始するのですが、それがサナトクマラのボトルでした。下がペールイエロー、上がペールピンク。とても優しい色と香りで包んでくれました。ボトルのメッセージを紹介します。

「どうしたらいいのか、わからない。自分はこうだから、人に愛されない。今のままのあなたでいてはいけない、と誰が言うのですか?あなたはあなた以外の誰かになろうとはしていませんか?そして愛を必要としているのに、このままの自分では愛されない、と決めつけてはいませんか?「あるがまま」を受け入れること。自分を批判するのではなく、自分に対して優しく接してみましょう。今、あなた本来の明るさやユニークさ、やさしさや穏やかさを、再び取り戻す時です。」

サナトクマラ様は鞍馬寺に祀られている尊天(護法魔王尊)です。650万年前に金星から降り立ったといわれているマスターで、私たちの住むこの世界の自然や大気、生き物とのつながりへの感謝を教え、この世界と天界をつなぐ役目をしている存在である、と言われています。

ウエサク祭での祈りの詩では「魔王尊はシリウスから下された光の棒で人間たちに天の力を与える」という記述もあります。

また、「五月の満月には天界と地上の間に通路が開け、ひときわ強いエネルギーが降り注がれるという。この夕、満月に清水を捧げ心のともし灯を輝かせつつ、降り注がれる神秘的なお力を身に受けて、自分とすべてのものの「目覚め」のための熱い祈りを捧げるのが、光と水と聖音の祭典「五月満月祭(ウエサク祭 ) 」である」と鞍馬寺の資料にもあります。

オーラソーマのボトルのワークは身体に塗ってまず自分への愛を送った後、すべてのものへの愛と感謝を送ります。毎日このワークを続け、サナトクマラのボトルを使い終わる頃には、それまで体験したことのなかったような変容が起きていたように思います。

自分をありのままで受け入れられるようになると、すべてのものへの愛と感謝は自然に湧き上がり、今までそういった感情を抑え込んでいたこと、むしろ、そう思うことは偽善者であるといつの間にか刷り込まれていたことなど、いろいろな気付きがありました。

5月に入ってから、私は一段とナチュラルになったような気がします。いつもただ、愛だけがあって、それがうれしくて、すべての人とそれは分かち合えると感じています。この満月の光があなたの心と身体に沁みわたり、あなたのすべてが愛で満たされますように。