「愛につつまれて」

新緑の5月ですね。
学生時代、ジェットストリームというラジオ番組が好きで聴いていました。
ナレーターの城達也さんの声が素敵でした。
「新緑の5月はアンディと共に」と言われた言葉が今も耳に残っています。
アンディというのは、アンディ・ウィリアムスのことです。この方の歌が大好きでした。若い方が聴いても、きっといいものだと思うので、良かったら聴いてみて下さい。

先日、不注意と想定外が重なって、左手小指下、けがをしました。筋を少し切ってしまったようで、小指を上に上げられません。

一番最初に思ったこと。それは、もし、もう二度とピアノが弾けなかったらどうしよう、ということでした。
部屋にグランドピアノがある話は以前しましたね。でも相変わらず、ずっと弾かないままでした。

旅行から帰ったら弾こうと思っていました。でも、今回のことがなければ、またいつかにきっとなっていたでしょう。

最近一番好きなのは、アンドレ・ギャニオンです。簡単なのに、メロディラインがとても美しく、皆さんもきっとどこかで耳にしたことがあるはずです。

ピアノに向かって弾き始めた時、小指は下に押すことができたので、ピアノを弾くことはできました。

そして、それは何て幸せなことなんだと思ったんです。指が何ともない時は、またいつか、いつでも弾けるから、と後回しにしてきました。

でも弾けない時が来るかもしれないことに気づいたんです。私はこんなにピアノを弾くことに喜びを感じるんだと驚きました。

ピアノの練習は好きではなかったし、サボってばかりだったけれど、高校2年まで、続けたおかげで、それなりには弾けるようになりました。

今ほど、ピアノが一般家庭に普通にある状況ではない中で、母がローンでピアノを買って与えてくれたおかげで、今、私はこんなに幸せを感じていると思いました。

「お母さん、ありがとう」母の日は過ぎてしまったけれど、心からその言葉を伝えたいです。

「愛につつまれて」「めぐり逢い」「秘めた愛」の3曲は毎日必ず弾いています。ピアノを弾くと心が洗われます。

イギリスから帰ってきて、いろんなことが変わりました。波動を上げるワークショップなど、前は好きだったのに、今は、一人でピアノを弾くのが一番好きだし、それで十分だと感じています。

けがはショックでしたが、たくさんのことを教えてくれました。恵みにできるかは、本人次第です。痛いのに幸せでした。それは、どんなことも私のために、宇宙が与えてくれる愛だと知っているからです。

不幸中の幸いで、ピアノが弾けることを残しておいてくれた天に心から感謝しています。
注意はし過ぎることはないし、後になって後悔しないよう、準備を怠ることのないよう、気をつけようと心しました。

時差ボケが結構あって、いつもの私でなかったことも確かです。大きなことをしてきたら、休みもたっぷり取る必要がありました。まして、もう20代ではないのですから。

でも瞑想のおかげで、大難が小難であった可能性もあります。何より、ピアノが弾けて本当に良かったです。